mkdir(メイクディレクトリ)
mkdirとはMaKe Directoryの略で、新しいディレクトリを作成する際に利用します。
mkdir ディレクトリ名
よく使うmkdirのオプション
-p --parents
mkdirコマンドは、存在しないディレクトリの中のディレクトリをいきなり作成しようとしてもエラーになってしまいます。
試しに、現在のディレクトリにhogeディレクトリがないことを確認した上で、
mkdir hoge/fuga
を実行してみましょう
mkdir: cannot create directory ‘hoge/fuga’: No such file or directory
というメッセージが出てきます。
「hogeというディレクトリはないから、fugaディレクトリは作れなかったよ!」
というエラーメッセージです。
こんな時に利用するのが、サブディレクトリごとディレクトリを作成するオプション -p です。
mkdir -p hoge/fuga
とすると、現在のディレクトリの直下にhogeディレクトリが作成され、hogeの中にfugaディレクトリが作成されます。親ディレクトリも同時に作成するので、parentsを表すpというオプション名になっています。
-m --mode
作成と同時にディレクトリのモードを指定するオプションです。
mkdir -m +w hogehoge
とするとhogehogeディレクトリが作成され、同時に書き込み可能になります。モードについては、後ほどパーミッションの章で詳しく解説します。