usersテーブルとpasswordsテーブル

sample_app/database/migrations ディレクトリを確認すると、今回のチュートリアルで作成した

• xxxx_create_messages_table.php
• xxxx_add_image_to_messages_table.php

のほかに、

• xxxx_create_users_table.php
• xxxx_create_password_resets_table.php

という２つのマイグレーションファイルがあることがわかります。

実は、Laravelではデフォルトで初回の

php artisan migrate

コマンドを実行した際に、

• ログインユーザーを管理するためのテーブル
• ログインユーザーのパスワード変更を行うための補助的なテーブル

の2つが作成されるようになっているのです。

usersテーブルの内容

マイグレーションファイルの中身をチェックして、usersテーブルの内容を把握しておきましょう。

<?php

use Illuminate\Support\Facades\Schema;
use Illuminate\Database\Schema\Blueprint;
use Illuminate\Database\Migrations\Migration;

class CreateUsersTable extends Migration
{
    /**
     * Run the migrations.
     *
     * @return void
     */
    public function up()
    {
        Schema::create('users', function (Blueprint $table) {
            $table->increments('id');
            $table->string('name');
            $table->string('email')->unique();
            $table->string('password');
            $table->rememberToken();
            $table->timestamps();
        });
    }

    /**
     * Reverse the migrations.
     *
     * @return void
     */
    public function down()
    {
        Schema::dropIfExists('users');
    }
}

name, email, password と言う文字列カラムが用意されていることが確認できます。

rememberTokenについては、継続ログインを実現するためのremember_tokenカラムのためのメソッドです。この教科書では詳細は割愛します。