開発の実践演習
それでは、実践演習を通じて開発フローを体験してみましょう。
演習課題・エスケープ用関数の作成
- 文字列を引数として渡すと、引数の文字列にhtmlエスケープを施した値を返り値として返す関数「h」
を作成しましょう。
1. フォークしたリポジトリに各課題に対応したissueを作成
githubのissueに、実装内容をまとめて書き込んでみましょう。
2. issueの担当者をアサインする
今回は、皆さん自身が担当者となります。担当者の設定方法を調べて設定してみましょう。
3. issueでどのような実装を行うのかを設計する
具体的に、どのファイルに対してこの関数を追加するのかなどを決めて、講師に内容を確認してもらいましょう。
4. gitでissueブランチを作成
実装内容が決定したら、実際にissueブランチを作成します。
最初に、masterブランチからdevelopブランチを作成します。さらに、developブランチをpushしておきましょう。
その後、developブランチからissueブランチを作成してください。
issueブランチはdevelopブランチにいる状態で
git checkout -b issue/[issue番号]
で作成できます。 issue番号はgithub上のissueのページから確認できます。
5. 実装
issueブランチでh関数の実装を行いましょう。
6. コミット
実装が完了したら、add、commitを行っておきましょう。
7. issueブランチをプッシュ
コミットが完了したら、リポジトリにプッシュしましょう。やり方がわからなくなったら
こちらで復習しておきましょう。
8. プルリクエスト
続いて、pushしたブランチからdevelopブランチに対してプルリクエストを送ります。（間違えてmasterブランチに対してプルリクエストを送ったり、フォーク元のリポジトリに対してプルリクエストを送ったりしないように気をつけましょう。）
9. コードレビューを依頼する。
プルリクエストを送ったら、講師をレビュー担当に設定しましょう。githubの設定ページから講師のアカウントをリポジトリのメンバーに設定しておくと、レビュー担当に指名できるようになります。
もし、修正箇所を講師に指摘された場合は、 修正を行い再度 add, commit, pushを行なってから 講師に連絡して再度レビューを依頼しましょう。
10. プルリクエストのマージを確認してプルする。
実装内容に問題がない場合、講師はプルリクエストを受け入れ、マージを行います。 マージが完了した旨の通知が来たら(githubからのメールなど）、developブランチに移動し、忘れずにpullしてマージされた内容を反映しておきましょう。
以上で演習は完了です。 今後の開発課題はこのようなフローを通じて実習を進めることになります。