まとめ
以上でdockerによる環境構築は終了です。
起動の流れ
今後dockerを立ち上げる時には以下の流れで起動することができます。
- dockerを起動(Launchpad or スタートメニュー)
- VSCodeを立ち上げて ~/MyDocker のフォルダを開く
- ~/MyDocker/lamp_sample/lamp_dock に移動
- docker-compose up -d でコンテナを起動
コンテナの利用
phpコンテナの利用
- ~/MyDocker/lamp_sample/www/html ディレクトリがphpコンテナのドキュメントルートと同期されています。
- http://localhost:8080/ でブラウザからドキュメントルートにアクセスできます。
- docker exec -it lamp_dock_php_1 bash でphpコンテナ内でターミナルを実行できます。
- コンテナ内でコマンド実行を行なっている時に、exit コマンドでコンテナ内でのコマンド実行を終了できます。
なお、Docker Toolboxをご利用の方はlocalhostを
docker-machine ip default
で確認したipアドレスに読み替えてください。
phpmyadminコンテナの利用
- http://localhost:8888/ でブラウザからphpmyadminにアクセスできます。
（講師向け: docker exec -it [コンテナ名] bash で各コンテナ上でbashを利用することができますが、コンテナ内で設定やインストールなどを行っても、volume外のファイルは一度コンテナを終了すると消えてしまいます。設定を永続化させるためにはDocker用の設定ファイルの書き換えが必要となります。）
Dockerの終了
仮想環境を利用しない時にはDockerを終了しておくことができます。
コンテナの終了
コンテナを終了する時には docker-compose.yml のあるディレクトリに移動し、
docker-compose down
上記のコマンドでコンテナを停止して削除することができます。なお、コンテナは削除されますが、コンテナの元となるデータ（イメージ）は削除されないため次回以降はスピーディに立ち上げることが可能です。
dockerの終了
Toolboxの場合はDockerのウインドウ、mac・Docker for windows の場合にはタスクバーのDockerアイコン（クジラの形のアイコンです）からDockerを終了できます。Dockerのメモリ消費は比較的大きめなので、メモリが足りない場合はこまめに終了すると良いでしょう。