基本的なコマンド
ここでは
- ls(リスト)
- cd(チェンジディレクトリ)
- pwd(プリントワーキングディレクトリ)
- mkdir(メイクディレクトリ)
- rmdir(リムーブディレクトリ)
- touch(タッチ)
- cp(コピー)
- mv(ムーブ)
- rm(リムーブ)
- echo(エコー)
- cat(キャット・コンカテネイト)
という基本的なコマンドと、
について見ていきます。
ターミナルについて
Unixを搭載したコンピュータが高価だった時代、ユーザーはターミナルと呼ばれる文字だけを表示可能な入出力装置を利用してUnixを利用していました。現在ではLinuxでもGUIを利用することが可能ですが、GUIよりも効率的な操作を行ったり、SSH経由の操作を行ったりするために「ターミナル・エミュレータ(あるいは単にターミナル)」が利用されます。
シェルとは
シェルとはコマンドインタプリタの一種です。コマンドインタプリタとはターミナルに入力された命令(コマンド)を解釈して実行するソフトウェアのことです。ユーザーがOSのカーネルに何かをさせたい時にはこのシェルを介する必要があります。LinuxやOSXではbashというシェルが標準シェルとして使用されます。
コマンドを学ぶにあたって
以降の内容は、docker環境の中で実際に試していただくことが可能です。
docker exec -it [コンテナ名] bash
を利用してdocker環境のターミナルを立ち上げ、
cd /var/www/
上記のコマンドを入力すると、ホストOS側の ~/MyDocker/lamp_sample/www ディレクトリと同期されたdocker側のディレクトリに移動できます。
試しに
touch test.txt
としてtest.txtというファイルを作成してみましょう。 (touchはファイルを新規に作成するコマンドです。)
VS Codeのサイドバーから ~/MyDocker/lamp_sample/www/test.txt が出来上がっていることを確認できます。
このように、以降のLinuxコマンドの学習はdocker内の
/var/www/
フォルダ内で行い、 VS Codeを利用して確認しながら進めるとスムーズでしょう。